ごあいさつ

人の心の中には様々な思いがあります。

愛や優しさ、慈しみいたわりなどの喜びがあふれる美しいものは光となります。
またネガティブな人の心が生み出す負のエネルギーや魂の思い遺しは時として邪気と呼ばれる苦しみを引きずりつづけます。

私たちが生きるこの世は「現世うつしよ」と申します。
毎日さまざまな出来事が起こり、すべての人々がこの出来事に対していろいろな想いや感情を持ちながら一生懸命に生きています。
やがて寿命を迎えてこの世を去り、あの世と云われる「幽世かくりよ」へと旅立つのです。

自分の人生に満足して納得して旅立つ方ばかりではなく悲しみ、悔しさ、恨み、妬みという感情に支配されネガティブな感情を遺したまま終焉を迎えた魂は浄化されない霊となり、この世を漂い続けます。

その念は生と死を越え、あの世とこの世の境を超えてこの世に迷い出るのです。

全ての物事にはそれが起きる理由があります。
「幽と現」「幽顕」の世界に漂う魂の声に耳を傾け、その話を聴くことからすべての癒しは始まります。

愛で癒されるものは愛で、穢れや因縁は光とともに祓い浄めて参ります。

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2020/10/10

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